2月21日、呉江浩駐日大使は柳本卓治日本棋院理事・囲碁文化振興議員連盟会長と会見した。羅松濤公使参事官が会見に同行した。

　呉大使は次のように述べた。囲碁は中日両国に共通する独自の文化であり、国交正常化にプラス要素を蓄積した1960年代の中日「囲碁外交」は、両国交流史における美談である。昨年11月、習近平主席と岸田文雄首相はサンフランシスコで会談し、両国の戦略的互恵関係の全面的推進を再確認し、両国間の人・文化交流の促進について重要な共通認識〈コンセンサス〉に達した。日本碁院と囲碁文化振興議員連盟が中日文化交流活動を一層多く展開し、両国民の心の通じ合いを促進し、中日関係の持続的な改善・発展に寄与することを期待している。

　柳本氏は次のように述べた。日本と中国は一衣帯水の隣国であり、文化交流の長い歴史がある。囲碁交流は日中文化交流の重要な一部であり、今後も積極的に活動を展開し、日中友好に貢献していきたい。