呉江浩大使、香港駐日経済貿易代表部の春節レセプションに出席
2024/02/29

  2月21日、呉江浩駐日大使は香港特別行政区政府駐日経済貿易代表部の春節〈旧正月〉レセプションに出席し、あいさつした。レセプションには同代表部の欧慧心首席代表、公明党の山口那津男代表、内閣府特命担当大臣で日本香港友好議員連盟の自見はなこ事務局長が出席した。

 呉大使は次のように述べた。香港の同胞を含むすべての中国人民の共同努力により、昨年、中国経済は回復、好転し続け、年間5.2%成長という所期目標を達成し、世界経済への貢献率が32%に達した。習近平主席と岸田文雄首相はサンフランシスコで会談し、戦略的互恵関係を全面的に推進することを再確認し、両国間の交流と協力の深化に関する一連の重要な共通認識〈コンセンサス〉に達し、中日関係の改善と発展の方向性をはっきり示し、香港と日本の各分野における協力・往来により有利な条件を整えた。

 呉大使は次のように述べた。香港の経済は力強く発展し、ビジネス環境は自由かつ開放的で、社会情勢は全体的に安定しており、国際金融、海運、貿易の中心地としての地位が絶えず強化されている。祖国は香港発展の強力な後ろ盾であり、中央政府は引き続き「一国二制度」の方針を全面的、正確に貫徹し、香港が国の発展の大局に溶け込むのを支援し、香港の発展を後押しして新たな一章を記すようにする。

 呉大使はさらに次のように述べた。香港と日本は互いに重要な貿易パートナーであり、香港に投資し、事業を興している日本企業は1400社近くに上り、貿易総額は500億ドルを超え、昨年旅行で日本を訪れた香港人観光客は200万人を超え、今年はこの数字がさらに伸びると見られている。香港と日本が引き続き交流と協力を強化し、共同の発展と繁栄を促進し、中日関係の改善と発展にさらなるプラスの要素を与えることを期待している。

 欧慧心氏は、2023年の香港と日本の各分野における協力・交流について説明し、香港と日本の協力が新しい年にさらなる発展を遂げることを期待していると述べた。