駐日大使館報道官、福島原発汚染水の4回目放出について記者の質問に答える
2024/02/29

 問:2月28日、東京電力は福島第一原子力発電所の核汚染水の4回目の海洋放出を開始したが、これについてコメントは。

 答:日本が人々の正当な懸念と国際社会の強い反対を顧みず、核汚染水の海洋投棄を続け、世界に核汚染リスクを転嫁していることにわれわれは強い不満を表明する。

 福島の核汚染水の海洋放出は、世界の海洋の安全と人々の健康に関わる問題であり、日本が核汚染水を処理する過程で度重なる事故を起こしていることは、管理の混乱、監督不十分、核汚染水処理装置の長期的信頼性の欠如を余すところなく露呈している。日本が国内外の合理的な懸念を厳しく受け止め、各ステークホルダーが全面的、効果的に、かつ独立して進める長期的な国際監視メカニズムの構築に協力し、責任ある建設的な態度で核汚染水を処分するよう、改めて促したい。