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2009年9月22日の中国外交部姜瑜・報道官の記者会見

    2009年9月22日の中国外交部姜瑜・報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。

    問:日本の鳩山由紀夫首相は最近、中日韓首脳会議出席を表明した。数週間前、あなたは、会議は中国で行われると述べた。会議の期日、場所、議題について説明していただきたい。二番目の質問は鳩山首相がニューヨークで胡錦涛主席と会った際、東アジア共同体構想を改めて提案したが、中国はどのような態度をとるのか。

    答:中日韓外相会議については、われわれは間もなく発表するので、留意していただきたい。3カ国は首脳会議の具体的なことについて協議しており、決まったら直ぐに発表する。

    胡錦涛主席はニューヨークでいま鳩山由紀夫首相と会談を行ったところで、皆さんに状況を伝えたい。会談の中で、胡錦涛主席は次のように指摘した。中日関係は双方にとって最も重要な二国間関係の一つである。両国関係はより高いレベル、より広い範囲で発展する重要な好機を迎えている。中国は常に戦略的見地と長期的角度から中日関係を考え、発展させており、われわれは引き続き中日友好政策を堅持し、日本とともに両国の平和共存、子々孫々にわたる友好、互恵協力、共同の発展という大目標の実現に力を尽くし、中日の戦略的互恵関係を持続的に深く発展させる。

    胡錦涛主席は中日関係の発展について5項目の提案を行った。第一、ハイレベルの交流を強化し、政治面の相互信頼を増進する。第二、経済貿易協力を強化し、利益の結びつきを強める。第三、国民感情を盛り上げ、民意の基礎を固める。第四、アジアにおける実務協力を強化し、国際的実務の協調をはかる。胡錦涛主席は、中日は地域の重要な国として、朝鮮半島の非核化をはかり、北東アジアの平和と安定を守るためともに力を尽くさなければならないと表明した。双方はまた国際金融危機、気候変動、環境およびエネルギーなどグローバルな挑戦(試練)に共同で対応することについて対話、協調、協力することができる。第五、意見の相違を適切に処理し、友好の大局を守る。胡錦涛主席は、両国関係にいくつか問題や意見の相違が出るのは避けがたく、これに対して双方は大所に目を向け、正しくとらえ、位置付けし、慎重かつ適切に処理し、両国関係の安定的発展という大局に影響を与えるのを防止しなければならないと強調した。

    胡錦涛主席は次のように強調した。歴史問題と台湾問題は中日関係の政治的基礎にかかわるものである。中国は日本が約束を守り、中日関係の大局から出発し、関係の重大な問題を慎重かつ適切に処理することを希望している。

    あなたが質問した東アジア共同体に対する中国の立場については、前回、私が答えた。われわれは日本を含む東アジア各国が協力を一層深め、東アジア共同体の長期的目標に向かってまい進することを希望している。

 

    問:先週金曜日、わが共同通信社の2人の記者がホテルで国慶節祝賀の催しの予行演習を取材していたときに暴行を受けた。2人に暴行した者は私服だったが、彼らがかけていたカードは予行演習の参加者を示すものだった。その後ろに制服の警察官がいた。中国は記者の権利・利益をどのように守るのか。わが社は今回の予行演習の報道はできないという通知を受け取っていないし、見たところ、それは他の外国メディアが受け取った通知とあまり似ていない。今週土曜日にまた予行演習が行われるが、報道の面でどのような具体的規定があるのか。

    答:われわれは各国メディアが建国60周年の催しをより多く報道したいと希望しているのを理解しており、関係方面の調整にずっと努力し、各国メディアの取材に便宜を図っている。

    重要な催しが行われる期間に必要に応じて臨時の措置をとることは国際的慣行であり、疑問をはさむ余地はない。われわれは前にも各国メディアに呼びかけ、国慶節のリハーサルの撮影、報道をしないよう希望した。大多数のメディアはこれに対して理解、協力しており、われわれは感謝している。しかし、遺憾なことに共同通信社がわれわれの注意を理解しなかった。どのような理由でも、われわれは今回のような不愉快なことが起きたことを遺憾に思う。われわれは各国メディアとともに努力し、建国60周年の催しの取材と報道を行うよう希望している。

 

    問:暴行した者は処分を受けるのか。

    答:われわれはすでに共同通信記者の関心を北京市の関係方面に伝えた。私は今回の事件の状況について報告を受けておらず、そのときに起きたことについて判断しようがない。いま私はわれわれの態度をはっきり表明した。共同通信記者は前にわれわれの通知を受け取っており、われわれの通知は非常にはっきりしたもので、われわれが言っているのは国慶節のすべての予行演習である。また聞いたところによると、記者の宿舎のホテルの北京飯店はベランダに張り紙をしており、張り紙には張り紙をはがしはならない、国慶節の催しの予行演習の期間にベランダで撮影してはならない、と書かれていた。しかし、共同通信記者は勝手に張り紙をはがし、針金をねじ切り、ベランダに入って撮影した。私は各記者が通常の取材の中で中国の諸規定に注意、順守し、事態に遭遇したら、警察と辛抱強く意思疎通をはかるよう希望する。必要な場合は直ぐにわれわれに連絡することができ、われわれは必ず皆さんを助ける。無論、私は国慶節の期間に北京で勤務する公安、武装警察官が各国の記者に友好的に相対し、紳士的に法を執行し、良いイメージを示すことも希望している。

 

    問:共同通信記者は国慶節のリハーサルの報道禁止令に違反した唯一の記者なのか。規定に反した記者の処罰はどのようなものか。

    答:われわれが皆さんに国慶節のリハーサルを取材、報道しないよう注意を呼びかけているのは、10月1日の当日の催しがあなた方観客により素晴らしい瞬間をもたらすことを希望しているからだ。大多数のメディアはこれを理解し、協力しており、われわれは感謝している。規定に反した記者がなにか処罰を受けるかという、あなたの質問について、われわれはそうしたことをするつもりはない。しかし、われわれの間には良好な協力、信頼、力を合わせることが必要で、在席の皆さんが中国側の考慮を十分理解するものと信じている。

 

    問:きょうの中日首脳会談は日本の新政権発足後初めてのもので、あなたは会談の意義と成果をどのように評価するか。

    答:胡錦涛主席は鳩山氏の首相当選に祝意を表し、鳩山氏が中日関係の改善、発展で積極的役割を果たしていることを高く評価し、首相在任中に中日関係により一層前向きに発展する新しい気運が現れることを希望している。今回の会談は非常に重要なもので、詳しい内容については、代表団が発表する情報に関心を払うよう提案する。



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