問：先ごろ日本で開催されたＧ７外相会合の声明で、中国に関する問題に言及したが、これについてコメントは。

　答：中国の深刻な懸念にもかかわらず、Ｇ７は外相会合の声明で、台湾・海洋・香港関連、人権、ウクライナおよびいわゆる「経済的威圧」などの議題についていつもの調子で、中国を攻撃する無責任な発言を繰り返した。中国はこれに強い不満と抗議を表明し、すでに議長国の日本に厳重な申し入れを行った。

　中国は領土主権と海洋権益を揺るぎなく守り、他国が台湾を使って中国を抑え込もうとたくらみ、人権の名の下に中国の内政に干渉することに強く反対しており、外部勢力によるいかなる権利侵害や中傷にも断固として対応し反撃することを強調したい。何かというとすぐに経済制裁を加え、ロシア・ウクライナ衝突を長引かせているのは他でもなく、まさにＧ７がつくり上げた小グループであることを世界ははっきり見ている。われわれはＧ７が対立をあおり、挑発してもめ事を起こすことをやめるよう、そして世界の平和と安定を損なう方向にますます進まないよう、厳粛に促す。