呉江浩駐日大使が日本の「立憲フォーラム」主要メンバーと懇談
2024/03/05

  中国の呉江浩駐日大使は27日、超党派の議員連盟「立憲フォーラム」の主要メンバーと懇談し、意見交換を行った。立憲フォーラム側は立憲民主党の近藤昭一衆院議員(代表)、水岡俊一参院議員、逢坂誠二衆院議員、阿部知子衆院議員、辻元清美参院議員、杉尾秀哉参院議員、岸真紀子参院議員、鬼木誠参院議員らが参加した。

  呉大使は「昨年11月、習近平国家主席と岸田文雄首相が米サンフランシスコで会談し、両国関係における戦略的リーダーシップを発揮した。双方は両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、政治的な意思疎通を強化し、理解と認識を深め、摩擦や溝に適切に対処し、政党や民間など両国の各分野・各レベルでの交流や意思疎通を推進するべきだ。立憲フォーラムのメンバー各位が積極的に対中交流を実施して、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築促進により大きな貢献を果たすことを望んでいる」とした。

  近藤代表は「立憲フォーラムは一貫して対中関係を重視している。政党と議会の立場から、両国間の友好交流を一層推進して、日中関係が絶えず前向きに発展するよう積極的に努力していきたい」とした。

  立憲フォーラムは日本の最大野党・立憲民主党が主導する超党派の議員連盟で、2013年に発足。主要メンバーはこれまで訪中を重ねている。