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札幌で「聖地チベット珍宝展」

    中国チベットの文化・芸術を紹介する「聖地チベット珍宝展」が11日、北海道の道庁所在地札幌市で盛大に開幕した。チベット自治区博物館とポタラ宮などに収蔵されている、国家一級文物36点を含む123点の貴重な文化財が展示されている。

    展示品は仏教の塑像が中心で、ポタラ宮、チベット自治区博物館、ロブリンカなど有名な寺院と博物館からのもの。その数の多さ、珍品の割合の大きさは、近年の似たような展覧会の中でも珍しく、今年の中日関係と文化交流における一大ハイライトでもある。チベット族の生産・生活と文化・芸術の水準を示すこれらの展示品は、紀元7世紀の吐蕃時代から近代に至る1000年余りのチベット文化・芸術の精髄である。形が美しく、チベット文化の息吹にあふれており、中でも国家一級文物「十一面千手千眼観音菩薩像」は華麗、精巧で、みる人を賛嘆させる。もう一点の国家一級文物「時輪金剛父母仏立像」は、チベット密教彫刻の最高傑作と称えられている。

    なかなか見られない中国チベット芸術の逸品は、日本の見学者の目を楽しませており、見学者の高橋洋さんは、「こんなに多くの、非常に美しいチベット仏像を見たのは初めてだ。精巧な展示品をみていると、チベットの人々の敬虔な信仰心が強く感じられる」と話した。

    チベット自治区文化財保護研究所の和靖・副所長は、今回の文物展の主要な目的はチベット仏教文化の精髄を日本に伝えることであり、こうした文化交流を通じて、双方が仏教文化面でより多くの理解を得られるよう、またより多くの人が中国チベット高原の文化とチベット仏教芸術の魅力を観賞できるよう希望していると述べた。

    この展覧会は中華文物交流協会、中国チベット文化保護・発展協会などが日本のいくつかの美術館、大手メディアと共催したもので、今年4月11日から6月14日まで福岡で開催され、入場者は14万人を超えた。札幌での展示は8月23日までで、その後東京、大阪、仙台でも開催される。日本での展示期間は約1年に及ぶ。    (札幌7月11日発新華社)



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