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国務院常務会議 当面の経済情勢分析第4四半期の経済運営を手配

    温家宝首相は21日、国務院常務会議を招集し、当面の経済情勢を分析、今後数カ月の経済運営について検討・手配した。

    会議では次のように指摘された。昨年第4四半期以降、中国は新世紀に入ってから最も困難な1年を経験した。国際金融危機がもたらす厳しい挑戦と極めて複雑な国際・国内情勢を前にして、党中央、国務院は科学的な情勢判断、果断な意思決定により、国際金融危機に対応する包括的計画と関連の政策・措置を遅滞なく打ち出し、全面的に実施するとともにたえず豊富で完全なものにした。そして経済運営の主導権をしっかり握り、経済成長率の落ち込みから比較的はやく脱し、成長の維持、構造の調整、改革の促進、民生の優遇でめだった成果を収めた。今年の第1―3四半期、経済成長率は四半期毎に高くなり、需要構造はめだって改善され、内需の経済成長に対するけん引作用が著しく強まった。農業は再び豊作となり、産業構造の調整と省エネ・排出削減が積極的に進められ、民生保障・改善活動の成果がはっきりし、都市部の新規就業が安定的に増えた。さらに財政状況が徐々に好転し、通貨・信用が急速な伸びを保ち、重点分野の改革で新たな進展がみられ、経済・社会の状況は年初の予測よりよく、回復・好転の傾向が固まってきた。同時に、われわれは、中国の経済・社会が依然として少なからぬ困難と問題に直面していることも冷静に見ている。外部環境をみると、いくつかの先進国の景気は回復し始めたが、その基礎はしっかりしておらず、原動力が不足し、世界の景気回復は緩慢で曲折した過程になるとみられる。国内経済をみると、経済回復の基礎はまだ安定せず、強固でなく、バランスがとれておらず、深層部の矛盾、特に構造的矛盾は依然として際立っている。外需縮小の局面と影響はまだ続いている。経済成長の内的原動力が足りず、民間の投資意欲は強くない。生産能力の過剰問題が一層顕在化し、産業構造調整の圧力と難度が増している。省エネ・排出削減の任務は依然として並々ならぬものだ。農業の安定した発展と農民の持続的所得増の難度は比較的大きい。財政収支の矛盾がめだち、融資構造が不合理で、流動性管理の難しさが増大している。

    会議では次のように強調された。目下、中国の経済・社会はなお安定化(下げ止まり)・回復の大事な時期にある。情勢を全面的に、正しく判断しなければならず、成果を十分に評価し、経済・社会発展の前向きの変化と有利な条件を見て、一層自信を強めるとともに、情勢の複雑さと不確定性を十分に見積もり、憂患意識をしっかり強め、各方面の困難をもっと十分に考慮し、さまざまの挑戦への対応活動をもっと着実にやる必要がある。今年の残り数カ月、経済の安定した比較的速い発展の維持と経済構造の調整およびインフレ予測管理の関係を正しく処理することをマクロコントロールの重点にし、引き続き積極的財政政策と適度の金融緩和政策を実施し、マクロ経済政策の連続性、安定性を維持し、政策の度合いとテンポをうまく加減し、政策の弾力性と持続可能性を強め、包括的計画と政策・措置を全面的に実行に移し、たえず充実させ完全にして、年間の経済・社会発展の主要任務をよりよく達成し、経済成長の質と効率の向上を一層重視して、来年の発展に向けたよい基礎を築く必要がある。

    会議では、次のような活動に重点的に力を入れることが求められた。(一)需要の安定した伸びを維持する。消費の促進と住民の所得向上のための諸政策を引き続き実行に移し、より完全にし、最終消費を積極的に促進する。投資計画を科学的合理的に決め、中央の投資プロジェクトを推進し、プロジェクトの質と安全を確保する。民間投資の健全な発展を奨励・促進するための弁法(規則)の公布を急ぐ。中央の貿易発展基金、輸出信用保険および融資保証政策をしっかり実行に移し、輸出入を安定させ、徐々に回復させる。外資利用と対外投資のレベルを高める。(二)農業生産、特に秋冬の種まきに真剣に力を入れる。秋季食糧の取り入れ、買い付け作業を強化し、秋季収穫食糧と綿花の集中出荷期間中に「売れない」現象が起きないようにする。秋冬の種まきへの取り組みに関する国務院の部署配置を真剣に実行に移し、政策支援度を強め、技術サービスを強化し、秋冬の作付面積を安定させる。農業用ディーゼル油、化学肥料の供給措置をしっかり実行に移す。冬から春にかけての農地整備・水利事業などの農業インフラ整備を大々的に繰り広げる。秋冬の重大動物疫病の予防・抑制に取り組む。(三)構造調整と省エネ・排出削減を積極的に進める。重点産業調整振興計画と同実施細則の徹底・実施に引き続き力を入れる。企業に技術改造を加速させ、「産業構造調整指導目録」を改正し、遅れた生産能力の淘汰奨励および合併・再編の促進のための政策・措置を検討して発表する。一部の生産能力過剰業種の新規プロジェクトを断固抑制する。戦略的新興産業発展のための基本的考え方と当面の作業の進め方を急いで検討、提起し、新興産業の発展を支援する起業投資基金を設立する。中小企業の発展をはかる国務院の諸政策を真剣に実行に移す。少しも手を緩めることなく省エネ・排出削減活動にしっかり力を入れる。(四)石炭・電力・石油・ガス輸送の調節を強化する。石炭の生産・輸送・消費の調整作業をしっかりやる。電力の緊急対応マニュアルと秩序ある電力使用プランを整備し、送電網の安定した安全な運用と正月、春節(旧正月)中の電力供給を保障する。石油製品の需給均衡を維持し、住民の生活用ガス需要を確保する。重点時間帯と重点地区の輸送調整を強化する。春節特別輸送の準備作業に予定を早めて取り組む。(五)引き続き重点改革を進める。医薬品・医療衛生体制改革の五つの重点作業に積極的に取り組む。新しいタイプの農村社会年金保険の実験を着実に進める。企業に対する集金の整理作業に力を入れ、行政・事業手数料の管理を強化する。(六)財政・金融を一層よく運営する。増収・支出節減を強力に推進する。地方政府とその関連企業の起債や保証引き受け行為を規範化する。流動性の合理的な余裕を維持する。金融機関が融資構造を最適化し、貸し出し増の持続可能性を強めるよう指導する。資本市場の安定した健全な発展をはかる。(七)大衆の生活を大いに重視し、適切な手を打つ。雇用促進の諸政策・措置を引き続き実施し、未就職大卒者、出稼ぎ農民および就職の難しいグループの就職問題にしっかり取り組む。社会保障システムの整備と中低所得者の所得向上のための政策をしっかり実行に移す。福祉的低廉賃貸住宅の建設を加速する。社会事業と公共サービスの能力整備を推進する。貧困対策開発事業に引き続き取り組み、生活困窮グループと被災地の人民大衆の基本的生活について適切な手を打つ。ブン川(ぶんせん)=ブンはさんずい+文=地震被災地の復旧・復興を積極的に進め、年末までに農村の住宅再建任務をほぼ完了し、95%以上の被災地の児童・生徒が恒久的校舎で授業を受けられるようにする。A型H1N1インフルエンザの流行予防・治療のための諸措置を全面的に実行に移す。労働保安監督を引き続き強め、大事故の発生を断固抑える。社会の矛盾を適切に解消し、社会の調和・安定の維持に努める。

(北京10月21日発新華社)



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