| 温家宝首相 東アジア・サミットに出席 |
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第4回東アジア・サミットが25日、タイのホアヒンで開かれた。中国の温家宝首相、日本の鳩山由紀夫首相、韓国の李明博大統領、インドのシン首相、オーストラリアのラッド首相、ニュージーランドのキー首相とASEAN10カ国の首脳が出席した。各国首脳は地域協力の推進と共に関心を寄せる問題について意見を交換した。 温首相はサミット出席の各国首脳の中華人民共和国成立60周年に対する祝意に感謝を表明した。そして次のように述べた。この60年間、中国と周辺各国との関係は成熟に向かい、日増しに緊密になった。中国は東アジアが無から有に進み、壮大に発展した過程に参加し、立ち会った。東アジアは世界で最も経済発展の活力と潜在力のある地域の一つとなり、これまでに各国の命運が今日のように緊密につながり、苦楽を共にしたことはなく、これがまた南南協力と南北協力を力強く促した。 また温首相は次のように強調した。歴史が教えているように、人を尊重してはじめて人から尊重され、他国を助けてはじめて他国の支援を受けることができ、共同の発展を守り、促してはじめて自らの繁栄を実現できる。中国は総合的国力が比較的大きく伸び、国際的地位が向上しているが、依然として発展途上国であり、常にアジア大家庭の平等な一員である。われわれは世界で然るべき地位を得て、積極的役割を果たすには隣国と友好的に付き合い、互恵・ウィンウィン(共に勝者になる)でなければならないことを承知している。中国は最大の誠意、決意、自信で東アジア各国と共に共同の発展、持続的発展、調和した発展の実現のために努力する。 温首相は次のように提起した。地域各国は相互尊重、善隣友好の原則を堅持し、小異を残して大同につき、意見の相違を適切に解決し、安定・安寧の大局を守らなければならない。同じ船に乗り合わせた者同士助け合い、難局を乗り越える精神で、国際金融危機、気候変動、エネルギー・食糧安全保障、貧困、疾病などさまざまな挑戦(試練)に手を携えて対応し、地域の経済・社会の持続的健全な発展をはからなければならない。さまざまなものを取り入れ、互いに参考にする理念に従い、文明の多様性と調和共存をはからなければならない。開放・包容、秩序・漸進の原則を順守し、共通認識(コンセンサス)を凝集し、協力を深め、東アジア共同体構築の長期的目標に向かってまい進しなければならない。 サミット議長のアピシット・タイ首相は次のように述べた。東アジア諸国は開放、包容、持続可能な方法で協力を強め、国際金融危機などの挑戦に共同で対応しなければならない。現在、東アジア各国は景気刺激・回復措置を一層とり、金融の安定をはかり、インフラの相互連結を進め、東アジア自由貿易圏を着実に推進し、保護貿易主義を共同で阻止し、国際金融システムの改革で協調・協力を強化する必要がある。 各国首脳は国際金融危機、気候変動への対応や食糧・エネルギー安全保障、防災減災、教育、人的資源開発などの面の協力について意見を交換した。温首相は、中国は東アジア・サミットがこうした分野の交流・協力を推進することを支持するとし、今後5年間に同サミットの発展途上国に対して政府奨学金支給枠を2000人分増やし、200人分の行政学修士奨学金支給枠を提供すると表明した。 サミットの後、温首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国指導者と「中国ASEANセンター設立了解覚書」、「中国ASEAN知的財産権協力了解覚書」、「技術法規、基準、適格評価手続きに関する中国ASEAN了解覚書」など多くの協力文書の調印に立ち会った。このほか中国タイ両国首相は双方の「メコン川大橋資金調達手配取り決め」の調印に立ち会った。中国はブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンと「中国ASEAN東部成長地域経済協力枠組み」に調印した。各国は「10+3食糧安保・バイオエネルギー開発協力ホアヒン声明」、「東アジア・サミット災害管理ホアヒン声明」、「ナーランダ大学(インドにある世界最古の大学の一つ)再興に関する東アジア・サミットの共同プレス声明」に調印した。 (タイ・ホアヒン10月25日発新華社) |