１月12日、呉江浩駐日大使は「北京-東京フォーラム」の武藤敏郎実行委員長、宮本雄二副実行委員長（元駐中国大使）と会見した。会見には張沛霖公使参事官、言論NPOの工藤泰志代表らが同席した。

　日本側は次のように述べた。「東京-北京フォーラム」は今年で20周年を迎える。日本側は、第20回フォーラムが前から後へ受け継ぎ、次の10年に向けたスタートとなることを希望しており、フォーラムの企画・準備に全力で取り組みたい。フォーラムを通じてより多くのコンセンサスを集め、プラスの声を発信し、日中関係と両国の世論の改善・発展の一助になるよう期待している。

　呉大使は次のように述べた。双方の共同努力により、「北京-東京フォーラム」の知名度と影響力は高まり続け、両国の有識者の意見交換とブレーンストーミングの重要なプラットフォームとなっている。フォーラムが20周年を契機に、その有益な経験と伝統的な強みを生かし、開拓進取と模索革新の精神で、引き続き両国関係のために提言を行い、知恵を出して、中日の戦略的互恵関係の促進と新時代にふさわしい建設的で安定的な中日関係の構築に積極的に貢献することを期待している。