呉江浩大使、梅原出横浜国立大学長を表敬訪問
2024-01-23 16:53

  1月16日、呉江浩駐日大使は横浜国立大学を訪問し、梅原出学長と会見し、中日の学者や中国人留学生と懇談、交流した。大使館からは教育処の杜柯偉公使参事官が同行した。

 呉大使は、横浜国立大学が長年にわたり、中日人材の共同育成と学術交流などの分野で重要な貢献をしてきたことを大いに評価し、次のように述べた。横浜国大は長年にわたり、さまざまなタイプの中国からの訪日団を積極的に受け入れ、ますます多くの中国の大学にとって、対日協力における重要なパートナーとなっており、中国の教員や学生から高い評価を受けている。横浜国大が今後も対中友好の伝統を継承し、中日の若い学生の友好往来活動をより多角的に展開し、教員・学生の訪中規模を拡大し、相互理解と相互信頼を増進し、新時代にふさわしい中日関係の構築により大きく貢献することを希望している。

 梅原氏は次のように述べた。横浜国大は中国との教育交流と協力を非常に重視しており、上海交通大学や大連理工大学など多くの大学と緊密な協力関係を保ち、大きな成果を上げている。長年にわたり、横浜国大の中国人留学生の数はトップクラスだ。中国の大学との協力をさらに強化し、より多くの優秀な中国人留学生を受け入れ、双方の若者の相互訪問のプラットフォームを構築し、日中関係の継続的な改善・発展の促進に寄与したい。

 呉大使は、横浜国大の人文、経済、物理などの学科の中日の学者と懇談・交流し、台風科学技術研究センターを視察し、次のように述べた。科学技術の革新〈イノベーション〉は人類の進歩と社会発展の重要な推進力だ。中国の発展は、各種の研究・技術成果の実用化と活用のための幅広い空間を提供している。中日双方が将来の世界の科学技術の発展・変化に目を向け、質の高い産学研協力を進め、手を携えて科学技術革新を促進し、両国と世界の人々にさらなる幸福をもたらすことを希望している。

 呉大使は、横浜国大の中国人留学生に春節〈旧正月〉のあいさつを述べ、日本留学の利点を十分に生かし、内外の若い学生との学際的なふれあいの中で、互いに学び合い、友情を深め、共に進歩し、海外の市民の中国に対する認識と理解の促進で積極的な役割を果たすよう激励した。同時に、留学生は自己管理に留意し、心身の健康を保ち、優れた能力で祖国の近代化建設事業に身を投じるよう言い聞かせた。

 これには横浜国大の椛島洋美副学長、徐浩源学長特任補佐らが参加した。