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雲南で植物界の「パンダ」を保護
2008/11/12

  植物界の「ジャイアントパンダ」と呼ばれる中国雲南省の巧家ヒメコマツが今年初めの氷雪災害で損傷し、大きな関心を集めているが、雲南省は先ごろ、林業専門家を現地に送り込んで視察・診断を行い、世界で個体数が最も少ない種の一つとされるこの巧家ヒメコマツを保存するための措置を決めた。

  雲南薬山国家級自然保護区管理局の担当官夏緒銀氏の説明によれば、同管理局は専門家の提案に基づき、実情と結びつけ、「巧家ヒメコマツ近辺保護実施案」を策定した。

  具体的措置には以下のような項目が含まれる。(1)事前に定めた技術的措置に厳格に従い、凍傷にかかった樹木を救い、生息群の環境を整える。凍傷にかかった樹木8株に薬剤を噴霧し、被害が軽かった26株のこずえを整理した。また、生息群環境の消毒処理面積は50ムー余り(1ムーは約6・7アール)となる。(2)実を結ぶ25株に対し、リス害防止処理を行い、樹幹とその周囲に防護ネットを設置し、リスが球果を食い荒らすのを防ぎ、種子の産量を確保した。(3)繁殖に力を入れ、計3000株余りの人工育苗を行い、1500株余りを移植し、帰化させて25ムーの造林を行った。現在、巧家ヒメコマツはすくすくと生長しており、幼苗の活着率は90%以上に達している。

  巧家ヒメコマツは1992年に発見されたもので、国の1級保護絶滅危惧植物に指定されている。世界で巧家にしか分布していないためこの名がついた。現在34株しかなく、世界で個体数が最も少ない種の一つとされ、生物多様性の研究にとっても重要な意義を持っている。

    (昆明11月9日発新華社)



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