| 中国衛生部が観察状況の報告制度 A型H1N1インフル濃密接触者 |
|
|
|
香港で確認されたA型H1N1インフルエンザ患者の濃厚接触者のいる地域の予防・抑制活動に一層よく取り組み、A型H1N1インフルの侵入と蔓延をうまく防ぐため、中国衛生部は2日通知を出して、5月3日から、A型H1N1インフルの濃厚接触者に対する隔離・観察状況の日報告、ゼロ報告制度をとるよう求めた。 ゼロ報告制度とは、感染が発見されていなくても報告するものを指しており、感染の状況を「ゼロ」と報告してもよいが、報告しないことは許されない。 衛生部はさらに、次のように求めた。各地の衛生官庁はあらゆる必要な措置を講じて、A型H1N1インフルの濃厚接触者をすべて追跡調査するとともに、効果的な隔離と医学観察を行う。各地ですでに追跡調査された濃厚接触者が行った先や接触した人の状況を調査するとともに、その中で発熱などの症状がある者について効果的な予防・抑制措置をとる。指定病院はいつでも患者を受け入れる準備を整え、応急手当・治療をしっかりやれるようにする。 衛生部は、各級の衛生官庁が管轄区域内のインフルエンザ感染の監視(モニター)活動をしっかりやること、各医療機関が外来の事前検査・分離診療を徹底させ、患者を早く発見、報告、早処置をできるようにすることを強調した。 5月1日午後8時、衛生部は香港特別行政区政府衛生署から、A型H1N1インフルエンザを疑われたメキシコ人の感染がすでに確認されたとの報告を受けた。この患者は4月29日AM098便でメキシコを出発し、30日朝6時上海に着き、11時20分MU505便に乗り換えて香港に向かった。衛生部は上海、北京、広東などの衛生行政官庁に対し、直ちにAM098のすべての乗客を濃厚接触者として隔離し、7日間の医学観察を行うよう求めた。 4月30日から、上海などの衛生官庁は同便のすべての乗客を追跡するとともに、大多数の乗客の医学観察を行った。北京・地壇病院は5月2日、A型H1N1インフル患者と同じ飛行機に乗り合わせた15人を収用した。残り2人の乗客も北京市の疾病抑制機関を通じて、河北省、江蘇省の疾病管理機関と連絡をとり、地元担当者の訪問を受けたあと、有効な隔離が行われた。広東省でも先ごろ、30人の乗客について医学観察が行われた。 (北京5月2日発新華社) |